2013年3月29日金曜日

高遠コヒガンザクラ(2013-02)

おや? あれは・・・?
  行きつけの(?) クリニックに出かける途次、急な下り坂をカーブするとき、ふと目に入った白い花。
  少し下ってから急停止。バックして路肩に停車。傍らのカメラを持って下車。木の下から見上げると、数本ある桜の若木のそこらここらに、十数輪申し訳なさそうに咲いていました。
  今年初めての「タカトオコヒガンザクラ」です。

  お城の桜はまだまだ固い蕾。ここは十分な日差しとアスファルトの照り返しの暖かさで、一足も二足も早く開花しました。

  春が来たのですねエ……。「天下第一の桜」に……。

2013年3月17日日曜日

役行者像(長野県宮田村)


  北割地区の元宮神社、本殿脇の役行者像。この像の前鬼・後鬼の夫婦の鬼の像はそれぞれ別に彫られ行者像の前脇に置かれているが、残念ながら左側の一体は頭部が欠けている。
  宝暦14年(1764)のもの。










  こちら、以前にも紹介したことがある 新田地区行者橋の辻の役行者像。大きな自然石を穿った祠の中に納まっている。石祠は文政13年(1830)とあり、石像台座には寛政8年(1796)とある。夫婦の鬼は、行者像と一体に行者の膝の前に掘られている。









  町二区 津島神社の役行者像。宝暦8年(1758)の像。
 




大田切区 天竜川にそそぐ、かつて激流で有名な「大田切川」。 江戸時代、渡し場であったところに20数基の石像があり、そのなかのいったいです。自然石を刳りぬいた祠の中に納まっています。安永2年(1773)。
中越区南羽場 これはまた大きな自然石。『宮田村の石造文化財』(宮田村教育委員会刊)によれば、高さ4.6m 幅5.1m 奥行3.85m 「南無阿弥陀仏」の名号が彫られ、延亨元年(1744)の銘。
その大石の向かって左側を刳りぬいて、中に役行者像が納められています。
  霊山木曽駒ケ岳の麓宮田村にある、4体の役行者像です。