2020年3月12日木曜日

高遠の双体道祖神二題(伊那市高遠町)

歴史散歩?に参加して、高遠町三義の弘明寺に立ち寄り、その寺の御住職のお話をお聞きし、境内を見学しているときに、ふと目に入ったのが、この双体道祖神です。
  10年以上前の話になりますが、この地区の双体道祖神を探し歩き、どうしても見つからなくて近所の商店に入り尋ねたところ、「分からない…」という答えが返ってきました。
  それから、だいぶ時が経ちました。偶然とはいえ仏様の御導きに感謝いたしました。
  この弘明寺は「高く、遠く」ということで、ゴルフ寺としてご利益があるそうです。
  もう一つ、何度か訪れたお寺の跡ですが、高遠町の鉾持神社の西に相頓寺というお寺の跡があります。『伊那神社仏閣記』に「惣頓寺」とあるのがそれだと思われますが、昭和の早い頃に廃寺になったということです。その相頓寺の廃寺跡に芭蕉の句碑があるのですが、句碑を見たついでにうろうろしていると、「犬棒」ではないのですが、写真の双体道祖神に行き当たりました。裏面に「なかよし」と刻んでありました。