2012年11月18日日曜日

辰野町の双体道祖神(14) (上辰野)

上辰野堀上竹原の双体道祖神。 上部に日・月の彫刻。明治6年(1873)のもの。
堀上荒井の双体道祖神。 明治6年(1873)のもの。
堀上中邑の双体道祖神。竹原や荒井と同じく上部に日・月が彫刻され、明治6年(1873)のもの。
羽場崎の双体道祖神。上の三体とは異なり日・月の飾りはない。顔も若干童顔である。
堂村の双体道祖神。上部に線彫りの日・月の装飾がある。明治5年(1872)のもの。
甘露井の双体道祖神。男神・女神とも持物が他の道祖神とは違う。明治13年(1880)のもの。男神は木の枝のようなものを手に持ち、女神は房ような物が付いたものを持っている。

2012年11月14日水曜日

辰野町の双体道祖神(13) (宮所~小横川)

国道153号線、「小横川橋」の南側、側溝を挟んで田圃側に建っていました。 上に日・月。男神が女神の肩を抱く祝言の形。明治20年(1887)だそうです。にこにこして、いまにも踊りだしそうです。
小横川下村の双体道祖神。残念ながら、いつも日を背に受ける向きで建てられていました。
小横川中村の双体道祖神。上部に日・月。
小横川上村の双体道祖神。こちらは肩組み握手の形。

2012年11月10日土曜日

辰野町の双体道祖神(12) (川島②横川川に沿って)

門前北村という集落の川に架かる橋の西、石垣の上にあった双体道祖神です。明治22年(1889)のもの。
門前北村の「西組」という銘のある双体道祖神。上部に日・月の文様があります。
これも門前にあった双体道祖神。寛政3年(1791)のもの。
門前の上流、川上という集落の「木曽沢」というバス停の横にある元禄3年(1690)の双体道祖神。
上の双体道祖神の後に、隠すかのように置いてあった双体道祖神。男神が盃を、女神が酒器様のものを持っているのがわかります。
   その川上のはずれ伊良沢公民館の裏に置いてある双体道祖神。
横川川の最奥、源上という集落の旧道脇にあった、祠の中に納まる双体道祖神です。
同じ源上の道祖神場の隅にあった男女が合掌している形の像。是も双体道祖神だと思いたいのですが……

2012年11月1日木曜日

辰野町の双体道祖神 (11) 川島①

辰野町上島、根橋という集落の北外れ、軽自動車が通れるか位の道の際に ひっそり立っていました。宝暦7年(1757)銘。
上の道祖神から少し南に下ったところ、下村という所の三叉路の脇にありました。
   渡戸下組の集落内の狭い道路脇。肩を組み酒器と盃を持つ祝言の形。明治12年(1879)とのこと。
   こちらは、同じ渡戸の上組の道路わきにある延亨4年(1747)のもの。互いに腰を抱きかかえ手を重ねる姿。お顔もなんとなくこの辺りの人の顔に似ています。
一之瀬の明治21年(1888)銘の双体道祖神。上部に日月、手にそれぞれ盃と酒器を持っています。