かつて中国の東北部に、日本は「満州国」という国を作りました。その満州国に国策により沢山の日本人が入植しました。長野県の上伊那地域からも、3,000人近くの人が入植しました。しかし、日本の敗戦により多くの人が、満州に地に取り残され、亡くなりました。
長野県上伊那郡箕輪町の萱野高原。信州かやの山荘という宿泊施設の東側、林の中に「満州引揚物故者慰霊碑」という石碑があります。昭和42年(1967)5月14日に除幕されたといいます。2,246柱の霊がまつられている、とのことです。
ここからは、写真のように上伊那のほぼ全域を見渡すことが出来ます。