2017年の初詣り、ということで運動を兼ね近くの鉾持神社に出かけました。百数十段の石段を息を切らし、休み休み、一歩一歩踏みしめながら、初詣をすませました。
帰路、お墓によって行こう、と思い立ち、途中より馬入れのような狭い道を辿って行くと、妻が「なんかあるよ!」というではありませんか。ふと見上げると、崖のくぼみと立ち木のため、今まで全く気付かなかった所に、お地蔵様のような石の像がありました。
胸元に笠を持っています。残念なことに、一度落下したためか首のところが損傷しています。顔も風化していてはっきりしませんが、目と鼻は何とか判ります。場所は、建福寺という寺院の墓地を背にして、鉾持神社の参道の石段の方を向いています。
誰が何のためにこの場所に立てたのかわかりませんが、想像を搔き立てられる石像です。