国道153号線、大出の信号機のすぐ脇に、伊那街道と春日街道とが交差する辻の跡があります。この辻に面して、馬頭観音を始め数多くの石仏・石碑が安置されている一角があります。石仏・石碑の中でほぼ半数近くが、馬頭観音の肉彫石像と文字碑ですが、ひっそりと、隠れるように、風化ししてはいるが、あきらかに六角形の各面に地蔵菩薩を彫った、石幢の名残と思われる石がありました。
それが左の写真です。少し離れた所に変った石が。下の写真がそれです。これに中台と笠・宝珠がそろえば完全なのですが・・・
下の石柱が本来、何の目的で刻まれ、この場所に置かれているのかが不明ですが、『箕輪町の石造文化財』には何の記述もないのですが。