伊那市福島の観音堂に、彩色を施された立派な蚕神様があるというので、出かけました。県道をそれ、集落をいったん抜け、さらに集落に入りかけると二間×三間位のお堂がありました。お堂の外に大小数個の石碑、像らしきものは見当たりません。幸い、堂の南面にガラス窓があります。中を覗いてみると、向かって西側に件の石像がありました。馬に乗る蚕神です。ガラス窓越しにストロボを焚きました。様子はわかってもらえると思います。
明治17年のものだそうです。
次に向かったのは、野底という所の野底神社の境内。神社向かって左側に新調の祠があり、蚕神が安置されています。建立年不明。
車に戻る途中、ふと見上げると桜が咲いていました。根元に「十月桜」の立札。年に数度咲く「四季桜」に亜種でしょうか。珍しいので写してきました。
ちょうど県道19号線沿いでもあるので、上牧という集落の氏神である八幡社に立ち寄りました。これも社殿向かって左に新調の祠があり、傍らに説明板がありました。大正年代に有志により祀られた、とあります。祠は平成11年の再建、とありました。
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