よろしければ、 http://www17.plala.or.jp/jincya/habiromichi.html をご覧ください。数日その石仏の写真を撮りに歩いていたのだが、36丁目の大萱というところに、写真のように見るからにどっしりとした芭蕉の句碑がありました。

それはよいのですが、私が驚いたのは碑の裏の紀年が「紀元2601年」となっていたことです。西暦で言うと1941年です。
「紀元」というのは「皇紀」ともいい、神武天皇が即位された年を始めとしてその2600年目に当たる西暦1940年に国をあげて祝賀記念行事が行われました。世をあげて軍国の中にあった時代です。
ちなみに建立者は、「蕉風会」とありました。
1941年は、昭和16年。長引く日中戦争を引きずりながら、日本がアメリカ・イギリス・オランダに対して開戦を決定した年でもあります。
何とも考えさせられてしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿