2010年2月27日土曜日

青面金剛像


伊那市西春近下小出天白平
 下小出から少し登ったところに天白平という平坦地があり、そこに天白様が祀られている。
 一面四臂。合掌印を結び、右手に羂索、左手に棒を持つ。頭上に日月、台座に二猿が刻まれている。
 何時の時代か不明だが、風化に耐えきれいなまま残っている。

2010年2月26日金曜日

青面金剛像(伊那市青島)

青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)
 この神は人間の精気と血肉を食う鬼であったが、亜多婆拘大神に降伏され、以後この鬼は逆に病魔悪鬼を辟除する神となったとされる。(略)荒神との晋の近似によって庚申信仰の本尊とされ、また「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿神とも結び付けられる。(『図説佛教語大辞典』による)
 写真は、伊那市青島 諏訪社前に建てられている青面金剛像。台座に三猿、足下に二鶏が刻まれているのがわかる。一面六臂。上手に日輪と月輪、下手に索と股叉を持ち合掌印を結ぶ。安政2年(1855)の作か?不明

2010年2月25日木曜日

馬頭観音(伊那市青島 諏訪社)

 馬頭観音
 『図説佛敎語大辞典』によると、
 六観音、八大明王の一つ。忿怒形の観音で、姿形には人身馬頭のものと、人身で頂上に馬頭を頂くものとがある。忿怒形を現して諸々の魔性を滅する観音として尊崇される。
とある。
 路傍に祀られる馬頭観音には「忿怒形」のものはあまり見られない。その多くは、穏やかな表情をし、合唱印を結ぶ観音様である。
 かつて、荷役の手段は「馬」によるものがほとんどだった。特に、農家にとって、馬は家族以上の存在でもあった。馬の安全や旅の安全を祈り、また、死んだ馬の墓碑として、また、供養塔・記念碑として「馬頭観音」を路傍に建てた。
 写真は、伊那市青島地籍の諏訪社の辻に建てられている「馬頭観音大士」碑と馬頭観音像です。盗難除のためか、ほぼ3分の1が地中に埋められています。

野の花観音(5)


33番 父子草観音
母子草観音で始まる三十三番野の花観音の終です。


32番 雪観音 
北向きの観音様で背後の木立も薄いため、光の加減があまり良くなく、写真が暗くなってしまいました。


31番 もみじ観音


30番 月観音


29番 すすき観音
花言葉は「勢いがある」だそうです。


28番 つりがね観音
つりがね草 花言葉は「感謝」とか「誠実」だそうです。


27番 ほうずき観音
花言葉は、「偽り」「ごまかし」だそうです。


26番 風草観音

野の花観音(4)


25番 白菊観音
菊の花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」


24番 はぎ観音
花言葉は「思案」「内気」「想い」


23番 こすもす観音
花言葉は「乙女のまごころ」


22番 なでしこ観音
花言葉は「大胆」


21番 やまゆり観音
花言葉は「荘厳」「威厳」


20番 よいぐさ観音


19番 ひるがお観音
花言葉は「絆」「友達のよしみ」


18番 涼風観音


17番 あじさい観音
花言葉は「移り気」「あなたは冷たい」だそうです。


16番 つゆ草観音
花言葉は「懐かしい関係」

野の花観音(3)

15番 ほたる観音 蛍草の花言葉は、「小夜曲(セレナード)」「懐かしい関係」
14番 あやめ観音 あやめの花言葉は「良い便り」

13番 しろつめぐさ観音 白詰草の花言葉は、「約束」

12番 野あざみ観音 野薊の花言葉は、「独立」

11番 一人静観音 一人静の花言葉は、「隠れた美」

10番 都草観音 都草の花言葉は「また逢う日まで」

9番 おどりこ観音。踊子草の花言葉は、「快活・陽気」。

8番 二輪草観音 二輪草の花言葉は「予断」。予断は、「前もって判断すること」という意味だそうです。