2013年5月31日金曜日

駒ケ根市の双体道祖神 ②(竜西 赤穂地区)

駒ヶ根市北割北柏木 柏木橋の脇 庚申の文字碑や青面金剛像などと、西駒(木曽駒ケ岳)をバックに建っています。天明8年(1788)の像。 
中割南方 浅間の辻という所。ちょうど信号機の柱と並んで西向きに建っていましたので、残念なことに逆光になってしまいました。風化が進んでしまい、手を握っているのは判りますがそれ以上ははっきりしません。
南割 湯原の辻。天明元年(1781)の像。いずれも僧形ですが左の像は頭巾のようなものをかぶっているようにも見えます。   
下平の観音寺という堂の境内で見た道祖神。頭頂部と左部とが損壊し、かなり激しく風化しています。ここには、市指定文化財の十王像があるようですが、堂内に安置されているため、見ることが出来ませんでした。
同じ下平の長春寺という天台宗のお寺の門前にあった像です。こちらは、『駒ヶ根市の石造文化財』にも未収録のものなので、最近の作なのかもしれません。
市場割。大御食神社の近くの辻に建っています。享保15年(1730)の像。手に笏様のものを持っているようにもみえるのですが。赤穂地区では一番古い双体道祖神です。
JR飯田線 小町屋駅の近く。津島様の境内にあった双体道祖神。明和4年(1767)のもの。風化していて持物はよく分かりません。


  ほかに、個人宅の物も数体あるようですが、「路傍にあっての道祖神」ということで、写真にするのは遠慮いたしました。