2011年6月20日月曜日

球形道祖神

  長野県の道祖神の形といえば、安曇野に代表される「双体像」と文字碑であるが、私は出身が山梨県の東部ということもあり、子供の時から親しんできたのは「球形(体)道祖神」です。
6月18日、伊那市長谷で行われた「古道・秋葉街道ウォーキング」というイベントに参加しました。これは、長谷市野瀬から高遠城址公園までの約13㎞をあるこう、という催しです。
この催しに参加したのには私なりに目的があり、その一つに、村歌舞伎でも知られている「中尾歌舞伎」の里中尾の辻にある双体道祖神の写真を撮ることでした。以前にも何度か訪れたことがある場所でしたが、あらためてじっくり見ていると、双体道祖神やいろいろな石仏・文字碑にまじって、昔なじみの球体道祖神があるではありませんか。説明者が「この地区は昔、甲州とのつながりがあったのかもしれません。」、と解説されていましたが、いずれまた調べてみようか、と興味をそそられました。
『上伊那郡誌』という書物によると、上伊那には中尾にあるものを含めて3か所の球体道祖神が報告されています。機会を見て出かけようと思っています。

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